ジャンルは大正時代の日本を舞台にした本格ミステリーになります。
著者は『何度だって青い月に火を灯した』『ウェンディ、大人になって』などの人気作を手掛ける河野裕。イラストレーターは「地獄くらやみ花もなき」シリーズ(角川文庫)「浮雲心霊奇譚 」シリーズ (集英社文庫)などで人気のアオジマイコが担当。
仮面の名探偵と、正体不明の殺人鬼--
10年に及ぶ未解決事件を暴く、ただ1日の物語。
大正時代、帝都。急速な発展を遂げる影で、凶悪犯罪が増加の一途を辿っていたこの街の治安は、たったひとりの男によって維持されていた。
カエルの仮面で正体を隠した名探偵・蛙屋清次郎(かわずやせいじろう)。4年前に警察の相談役となった彼は、年間に100を超える事件を解決し、「帝都のすべての凶悪犯罪は彼によって暴かれる」と言われた。そして蛙屋の存在が犯罪への抑止力となり、とくに殺人事件においては、彼の登場前に比べて発生件数が4割も減少していた。だがその蛙屋にも、ただひとつだけ汚点があった。連続殺人鬼・鴉(からす)。鴉だけは蛙屋にもその正体を掴ませず、数々の無残な遺体を生み出して帝都を震撼させていた。
あるとき、関係者6人に、蛙屋からの招待状が届く。それは鴉の正体をついに突き止めたという知らせだった……。
刑事
足で情報を稼ぐことを信条とするベテラン刑事。出身は関西だが、3年前に帝都で娘が殺されたことを理由に異動を申請した。以降は帝都で殺人事件を担当している。探偵・蛙屋清次郎とは捜査の一環で知り合い、親しくなった。
怪盗
男性物のタイトな三つ揃いのスーツを着た、美術品と宝石専門の美しい怪盗。極めて高い運動能力と、魔法のような変装技術を持つ。よって堂々と白昼の帝都を闊歩するが、警察に捕まったことは一度もない。
元記者
3年前までは大手新聞社の記者を務めていた。「探偵に憧れた」ことが理由で職を離れ、今は探偵見習いを自称する。けれど探偵としての実績はまだない。助手を羨ましがり、「オレも蛙屋に雇われたいね」と周囲によく話している。
作家
若くしてその文才が認められ、十代で著名な同人誌に短編小説を発表していた。だが精神的な病を抱えて以降、もう10年ものあいだ作品を発表していない。現在は常に何かに怯えている様子があり、現実と空想の混同もみられる。仕立ての良い着物を着ており、経済的な困窮はなさそうにみえる。
助手
元々は女中として、探偵・蛙屋清次郎に雇われた。その後、明晰な頭脳が彼に気に入られ、探偵業を手伝うようになった。だが半年ほど前、蛙屋からの指示で彼と距離を取っている。以降は帝都のホテルで暮らし、しばしば電報で届く蛙屋の指示に従ってきた。
掃除屋
掃除屋を自称する、正体不明の小柄な老人。身なりはよく、おそらく資産家だろうと予想できる。
ルールブック:
1冊
キャラクター設定書:
6冊
情報カード:
77枚
エンディングブック:
1冊
※画像はイメージです。尚、予告なく仕様・デザイン等を変更する場合がございますので予めご了承ください。
商品名:
MYSTERY&ADVENTURE BOX 04 探偵禁止領域
価格:
3,850円(本体3,500円+税)
プレイ人数:
6人(GM不要)
対象年齢:
15歳以上
プレイ時間:
240分
発売日:
2023年8月10日
ジャンル:
マーダーミステリー
著者:
河野裕
制作:
株式会社グループSNE
発売元:
株式会社KADOKAWA
イラスト:
アオジマイコ
デザイン:
Kプラスアートワークス/佐藤孝宏
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